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切り抜き/回転の使い方

フレーム内の必要な部分だけを残し、傾きも簡単に補正できます。

更新日:2026年 10月 26日 · 読了時間 4 分

PowerDirector の「切り抜き/回転」ウィンドウでは、クリップの必要な部分だけを切り抜いたり、傾いた映像をまっすぐに補正したりできます。画面の端に不要なものが写り込んだ場合や、横長のクリップを縦型動画に合わせたい場合に便利です。

⚡6ステップでわかる切り抜き/回転の使い方
  1. クリップを選択し、タイムラインの上にある[編集]をクリックして、[ツール]の[切り抜き/回転]をクリックします。タイムラインの上の切り抜きアイコンからも開けます。
  2. 青い切り抜き枠の辺をドラッグして残す範囲を決め、右上のプレビューで確認します。
  3. [縦横比]を選択します。縦横比を自由に設定する場合は[フリーフォーム]を選びます。鍵アイコンをクリックすると、サイズを変更しても縦横比を維持できます。
  4. 枠の内側をドラッグして移動します。[位置]の X と Y に値を入力することもできます。
  5. [回転]に角度を入力します。枠の角のすぐ外側をドラッグして、手動で回転することもできます。
  6. [グリッド線]を表示して傾きを調整し、[OK]をクリックします。

クリップを切り抜いて回転する手順

ステップ1: 「切り抜き/回転」を開く

タイムラインでクリップを選択し、タイムラインの上にあるツールバーの[編集]をクリックします。[動画]タブ(画像クリップの場合は[画像]タブ)の[ツール]で、[切り抜き/回転]をクリックします。

タイムラインで画像クリップが選択され、タイムラインの上にある「編集」ボタンが強調されている
「編集」をクリックして編集パネルを開きます。
編集パネルの「ツール」の一覧で「切り抜き/回転」が強調されている
「切り抜き/回転」をクリックすると、専用のウィンドウが開きます。

タイムラインの上にあるツールバーの切り抜きアイコンからも、このウィンドウを直接開けます。画像クリップでは、マウスポインターを合わせると[選択した画像を切り抜き]と表示されます。切り抜きだけが目的なら、編集パネルを開く手間が省けます。

タイムラインの上のツールバーで切り抜きアイコンが強調され、「選択した画像を切り抜き」のツールチップが表示されている
ツールバーの切り抜きアイコンからも直接開けます。

ステップ2: 切り抜き枠をドラッグする

青い枠の辺をドラッグして、残す範囲を決めます。右上のプレビューには切り抜いた結果が表示されるので、仕上がりを確認しながら調整できます。

「切り抜き/回転」ウィンドウの青い切り抜き枠と、右上で強調された切り抜き結果のプレビュー
右上のプレビューに仕上がりが表示されます。

ステップ3: 縦横比を選ぶ

[縦横比]のドロップダウンリストは、右上のプレビューの下にあります。16:9 や 9:16 など、仕上がりの縦横比が決まっている場合は、ここから選択します。選択肢は[オリジナル]、[16:9]、[9:16]、[1:1]、[4:3]、[4:5]、[21:9]、[フリーフォーム]です。縦横比を自由に設定したい場合は、[フリーフォーム]を選びます。

「縦横比」のドロップダウンリストが開き、「オリジナル」から「フリーフォーム」までの選択肢が表示されている
縦横比を固定するか、「フリーフォーム」で自由に切り抜きます。

[フリーフォーム]で調整した縦横比を固定することもできます。まず枠を自由に調整し、[拡大/縮小]の[幅]と[高さ]の右にある鍵アイコンをクリックすると、その時点の縦横比が固定されます。以降はサイズを変更しても、縦横比が維持されます。自分で決めた縦横比で複数のクリップを切り抜きたいときに便利です。

「拡大/縮小」の「幅」と「高さ」の右にある鍵アイコンが強調されている
縦横比を固定したまま、サイズを変更できます。

ステップ4: 切り抜き枠を移動する

枠の内側にマウスポインターを合わせると、ポインターが十字の矢印に変わります。そのままドラッグすると、枠全体を移動できます。

「切り抜き/回転」ウィンドウで、切り抜き枠と右側の「位置」の X と Y の値が強調されている
枠の内側をドラッグして移動します。「位置」に数値を入力して調整することもできます。

切り抜きの位置を正確にそろえたいときは、[位置]の X と Y に値を入力します。複数のクリップに同じ切り抜きを適用したいときに便利です。

ステップ5: クリップを回転する

同じウィンドウで、切り抜き枠の中の映像を回転することもできます。角度が決まっているときは、[回転]に数値を入力します。数度だけ傾いた水平線をまっすぐにしたいときに使います。

「切り抜き/回転」ウィンドウの「回転」の入力欄が強調されている
角度が決まっているときは数値を入力します。

回転しても切り抜き枠は水平のままで、その下で映像が回転します。右上のプレビューには、回転して切り抜いた結果が表示されます。

「回転」を4にした「切り抜き/回転」ウィンドウ。切り抜き枠は水平のまま映像が傾き、「回転」の入力欄と右上のプレビューが強調されている
枠は水平のまま、その下で映像が回転します。

手動で回転することもできます。青い枠の角のすぐ外側にマウスポインターを合わせ、ポインターが曲がった矢印に変わったらドラッグします。映像内の水平線などを見ながら、角度を調整したいときに使います。

ステップ6: グリッド線を表示する

映像の傾きを目で見て調整するときは、基準になる線があると便利です。左側のプレビューの下にある、[フィット]の隣のグリッドアイコンをクリックします。[グリッド線]にマウスポインターを合わせ、[2 x 2]から[10 x 10]までの分割数を選択します。グリッド線を非表示にするには、[なし]を選びます。調整が終わったら、ウィンドウ右下の[OK]をクリックします。

「切り抜き/回転」ウィンドウで、「フィット」の左にあるグリッドアイコンが強調されている
グリッドアイコンは「フィット」の左にあります。
グリッドアイコンのメニューで「グリッド線」が強調され、「なし」から「10 x 10」までの分割数の一覧が開いている
グリッド線を基準に、映像の傾きを調整します。
「切り抜き/回転」ウィンドウ右下の「OK」ボタンが強調されている
「OK」をクリックして、切り抜きと回転を適用します。

この手順は、Windows 版 PowerDirector 365 (バージョン 25.0.10) で確認しました。

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切り抜きと回転に関するよくある質問

いいえ。切り抜きや回転を行っても、元のファイルは変更されません。編集内容はプロジェクトに保存され、再生時に反映されます。元のフレームに戻すには、[切り抜き/回転]を開き直して[リセット]をクリックします。

まず1つ目のクリップを調整し、[位置]の X と Y、[幅]と[高さ]の値を確認して、ほかのクリップに同じ値を入力します。縦横比を固定したい場合は、鍵アイコンをクリックします。

はい。切り抜いても元の映像データは残っているので、[切り抜き/回転]を開き直して[リセット]をクリックすれば、元のフレームに戻せます。切り抜きや元に戻す操作を繰り返しても、元のファイルの画質は劣化しません。