CyberLink Logo

アクションカメラセンターの使い方

アクションカメラの映像の揺れやゆがみを補正し、スローモーションやフリーズフレームで見せ場を強調します。

更新日:2026年 10月 26日 · 読了時間 5 分

PowerDirector の「アクション カメラ センター」では、アクションカメラの映像の補正と演出を1つのウィンドウで行えます。「補正」タブでは、手ぶれの軽減、レンズのゆがみの補正、ホワイトバランスの調整ができます。

「エフェクト」タブでは、クリップの一部にフリーズフレーム、スローモーション、リピート再生、ストップモーションを加えられます。自転車やランニングの映像など、印象的な瞬間を強調したいときに便利です。

左がオリジナル、右が同じ場面に手ぶれ補正をかけたものです。
⚡7ステップでわかる アクションカメラセンターの使い方
  1. タイムラインでクリップを選択して[編集]をクリックし、[動画]→[ツール]→[アクション カメラ センター]を選択します。
  2. [補正]タブで[レンズ補正]にチェックを入れ、カメラの[メーカー]と[モデル]を選択します。
  3. [手ぶれ補正]にチェックを入れて[強度]を設定し、分析が終わるまで待ちます。
  4. [ホワイト バランス]にチェックを入れ、[色温度]をドラッグして色味を調整します。
  5. [エフェクト]タブで、一瞬を止めるには[フリーズ フレームの追加]を、区間を指定するには[タイム シフトの作成]をクリックします。
  6. 区間に応じて[速度エフェクトの適用]、[リピート再生と逆再生の適用]、[ストップ モーションの適用]にチェックを入れます。
  7. [OK]をクリックして、変更をクリップに適用します。

アクションカメラの映像を補正する手順

ステップ1: 「アクション カメラ センター」を開く

タイムラインで動画クリップを選択し、上部のツールバーにある[編集]をクリックします。左上の[動画]タブで[ツール]を開き、一覧の下部にある[アクション カメラ センター]を選択します。

PowerDirector の編集画面。タイムラインのクリップ、「編集」ボタン、「動画」タブ、「ツール」タブ、「ツール」の一覧の「アクション カメラ センター」が強調されている
「編集」→「動画」→「ツール」→「アクション カメラ センター」を選択

ウィンドウが開くと、[補正]タブが表示されます。補正項目は[レンズ補正][手ぶれ補正][ホワイト バランス]の3つです。使用する項目にチェックを入れると、設定が表示されます。

「アクション カメラ センター」のウィンドウで、「補正」タブと3つの補正項目「レンズ補正」「手ぶれ補正」「ホワイト バランス」が強調されている
「補正」タブの3つの補正項目

ステップ2: カメラのメーカーを選ぶ

アクションカメラの広角レンズでは、画面の端にある直線が曲がって写ることがあります。[レンズ補正]にチェックを入れ、[メーカー]のメニューからカメラのメーカーを選択します。スクロールすると、ほかのメーカーも表示されます。この例では[GoPro]を選択します。

「補正」タブで「レンズ補正」にチェックが入り、「メーカー」のメニューが開いて「なし」「Apple」から「Rollei」までのメーカーが表示されている
下にスクロールすると、ほかのメーカーも表示されます。

ステップ3: カメラのモデルを選ぶ

[メーカー]の下にある[モデル]のメニューを開き、使ったカメラと撮影時のレンズモードを選択します。この例では[GoPro HERO10 Black (Wide)]を選択します。対応するレンズプロファイルが適用され、プレビューのハンドルや地平線のゆがみが補正されます。

「メーカー」で「GoPro」が選択され、「モデル」のメニューが開いて「GoPro HERO10 Black (Wide)」が強調されている
撮影に使ったモデルとレンズモードを選択

[レンズ補正]の適用前と適用後を、同じフレームで比較します。

適用前
砂利道をハンドル越しに写した映像。広角レンズのせいでハンドルと画面の端が曲がっている
元の映像。広角レンズによるゆがみあり
適用後
同じフレームに「レンズ補正」を適用したもの。ハンドルが平らになり、道の端もまっすぐになっている
「GoPro HERO10 Black (Wide)」のプロファイルを適用

ステップ4: 「手ぶれ補正」で映像を安定させる

[手ぶれ補正]にチェックを入れ、[強度]のスライダーを右にドラッグすると、手ぶれ補正が強くなります。この例では74に設定します。カメラが左右に傾くように揺れる場合は、[回転ブレ補正]にもチェックを入れます。[拡張スタビライザー (手ぶれ補正) を使う]を有効にすると、補正効果が高まる場合がありますが、より高い処理能力が必要です。

[手ぶれ補正]にチェックを入れると、クリップの分析が始まります。分析中はウィンドウを操作できません。この例では30秒のクリップで約20秒かかりました。

「補正」タブで「手ぶれ補正」にチェックが入り、「強度」が74、「回転ブレ補正」にチェックが入っている。「拡張スタビライザー (手ぶれ補正) を使う」も強調されている
強度を74に設定して手ぶれ補正を適用

手ぶれ補正をかけた映像は揺れが少なくなり、画面がわずかに拡大されます。

「強度」74で手ぶれ補正をかけた走行映像

ステップ5: 「ホワイト バランス」で色味を暖かくする

[ホワイト バランス]にチェックを入れます。[色温度]のスライダーを右にドラッグすると暖かい色味に、左にドラッグすると冷たい色味になります。[色かぶり]では、緑とマゼンタの間で色味を調整できます。この例では[色温度]を68に設定し、[色かぶり]は50のままにします。

補正結果に問題がなければ、右下の[OK]をクリックして適用します。続けてエフェクトを加える場合は、[エフェクト]タブに切り替えます。

「補正」タブで「ホワイト バランス」にチェックが入り、「色温度」68と「色かぶり」50が強調され、右下の「OK」ボタンも強調されている
色温度を68に設定して「OK」をクリック
適用前
砂利道をハンドル越しに写した映像。昼間の元の色味
元の色味
適用後
同じフレームに「ホワイト バランス」を適用したもの。黄金色がかった暖かい色味になっている
色温度を68に設定

時間のエフェクトを加える手順

時間のエフェクトを使うと、クリップの一部の再生方法を変えられます。映像を一時停止したり、特定の区間をスローモーションにしたり、リピート再生やコマ送りのような動きを演出できます。クリップ全体の速度を変えたい場合は、「速度調整の使い方」をご覧ください。

ステップ1: 「エフェクト」タブを開く

[アクション カメラ センター]で、左上の[補正]の隣にある[エフェクト]タブをクリックします。ウィンドウを閉じた場合は、前半のステップ1と同じ方法でもう一度開きます。ウィンドウ下部にはクリップのフィルムストリップが表示され、その上の再生ヘッドでエフェクトの開始位置を指定できます。

「アクション カメラ センター」のウィンドウで「エフェクト」タブが強調され、パネルに「タイム シフト エフェクト」、プレビューの下にフィルムストリップが表示されている
「エフェクト」タブを開いた画面

ステップ2: 「フリーズ フレーム」で一瞬を止める

止めたいフレームまで再生ヘッドをドラッグし、プレビューの下にある[フリーズ フレームの追加]をクリックします。フィルムストリップにひし形のマーカーが表示されます。

左側のパネルの[所要時間]で、映像を止める長さを設定します。この例では2秒に設定します。[ズーム エフェクトの適用]にチェックを入れ、サムネイル上の枠の大きさを調整して、拡大したい部分に合わせます。

「フリーズ フレーム」の設定で「所要時間」が2秒、「ズーム エフェクトの適用」にチェックが入り、フィルムストリップのひし形のマーカーが強調されている
ズーム付きの2秒間のフリーズフレーム

映像が一時停止して拡大され、その後再生が続きます。

ズーム付きの2秒のフリーズフレーム

ステップ3: 「タイム シフトの作成」で区間を指定する

エフェクトを始めたい位置まで再生ヘッドをドラッグし、プレビューの下にある[タイム シフトの作成]をクリックします。フィルムストリップにオレンジ色の枠が表示されます。枠の両端をドラッグして、エフェクトを加えたい区間を指定します。

左側のパネルには、指定した区間に適用できるエフェクトが表示されます。次のステップから[速度]、[リピート再生]、[ストップ モーション]を順に説明します。

タイムシフトを作成した後の「エフェクト」タブ。フィルムストリップのオレンジ色のタイムシフトの枠と、「リピート再生」「速度」「ストップ モーション」「ズーム&パン」の一覧が強調されている
オレンジ色の枠がタイムシフトを示します。

ステップ4: 「速度」でスローモーションにする

タイムシフトを選択した状態で[速度]を開き、[速度エフェクトの適用]にチェックを入れます。[速度]のスライダーを左にドラッグすると再生速度が遅くなり、右にドラッグすると速くなります。[所要時間]を直接入力することもできます。

この例では[速度]を0.440に設定します。約3.7秒の走行シーンが8秒以上に延び、フィルムストリップの枠に[0.440 X]と表示されます。

「速度」で「速度エフェクトの適用」にチェックが入り、「所要時間」と「速度」0.440が強調され、フィルムストリップのタイムシフトに0.440 X と表示されている
速度が1より小さいとスローモーションになります。
速度を下げた区間の再生例

速度の変化をなめらかにするには、パネルを下にスクロールし、[イーズ イン]と[イーズ アウト]にチェックを入れます。徐々にスローモーションに入り、徐々に元の速度に戻るようになります。上の再生例ではどちらも使用していません。

下にスクロールした「速度」の設定で、「速度」のスライダーの下の「イーズ イン」と「イーズ アウト」にチェックが入って強調され、フィルムストリップにタイムシフトの枠がある
イーズ インとイーズ アウトで速度の変化がなめらかになります。

ステップ5: 「リピート再生」でもう一度見せる

[リピート再生]を開き、[リピート再生と逆再生の適用]にチェックを入れます。[再生回数]で区間を再生する回数を設定します。この例では2回に設定します。[逆再生エフェクトの追加]にチェックを入れると、順再生の後に逆再生されます。

区間に速度のエフェクトを適用している場合は、[エフェクト適用先]で、速度のエフェクトを適用するタイミングを[最初に再生]または[最後に再生]から選択します。

「リピート再生」で「リピート再生と逆再生の適用」にチェックが入り、「再生回数」が2、「逆再生エフェクトの追加」にチェックが入り、「エフェクト適用先」のメニューが開いて「最初に再生」「最後に再生」が表示されている
2回の再生のうち、2回目を逆再生にします。
区間が順再生の後、逆再生されます。

ステップ6: 「ストップ モーション」でカクカクした動きにする

[ストップ モーション]を開き、[ストップ モーションの適用]にチェックを入れます。各フレームが一瞬止まってから次のフレームに進むようになります。スライダーを右にドラッグするほど止まる時間が長くなり、よりカクカクした動きになります。この例では23に設定します。

エフェクトの仕上がりに問題がなければ、右下の[OK]をクリックします。補正とエフェクトがタイムラインのクリップに適用されます。

「ストップ モーション」で「ストップ モーションの適用」にチェックが入ってスライダーが23になり、右下の「OK」ボタンが強調されている
ストップ モーションを23に設定して「OK」をクリック
ストップモーション23の区間

この手順は、Windows 版 PowerDirector 365 (バージョン 25.0.10) で確認しました。

PowerDirector をまだお持ちでない方へ

走行映像の揺れや魚眼のゆがみを整え、見せ場をスローモーションにする作業が、1つのウィンドウで完結します。

PowerDirector を無料でダウンロード →

アクションカメラセンターに関するよくある質問

はい。タイムラインでクリップを選択し、もう一度[アクション カメラ センター]を開きます。補正とエフェクトの設定はそのまま残っているので、調整や追加をして[OK]をクリックします。

タイムシフトやフリーズフレームを削除するには、フィルムストリップで選択し、[フリーズ フレームの追加]の横にあるゴミ箱アイコンをクリックします。

はい。次の場面に再生ヘッドを移動し、[タイム シフトの作成]または[フリーズ フレームの追加]をクリックします。それぞれ個別に設定できます。

手ぶれ補正のためにクリップを分析している間は、ウィンドウを操作できません。分析が終わるまでお待ちください。この例では30秒のクリップで約20秒かかりました。