プレビューのカクつきを解消する方法
プレビューのカクつきを解消する5つの方法を紹介します。
更新日:2026年 10月 26日 · 読了時間 4 分
すぐに試したい方は「プレビューのカクつき解消クイックガイド」をご覧ください。
プレビューがカクつくのは、多くの場合、PowerDirector が映像の処理に追いついていないためです。高解像度の動画、タイムライン上の多数のクリップやエフェクトが原因になることがあります。
ここで紹介する5つの方法を使えば、書き出す動画の画質を変えずに、パソコンの負荷を軽減できます。
- PowerDirector のプレビューウィンドウ右下にある[…]をクリックし、[ディスプレイ オプション]→[プレビュー画質]で画質を下げます。
- 同じ[ディスプレイ オプション]で、[リアルタイム プレビュー]を[ノン リアルタイム プレビュー]に切り替えます。
- […]→[レンダリングプレビュー]を選択して、なめらかに再生できる一時ファイルを作成します。
- 2K や 4K の動画を使う場合は、[基本設定]→[パフォーマンス]でシャドウファイルを有効にします。
- 同じ[パフォーマンス]で、[ハードウェア デコーディングを有効にする]にチェックが入っているか確認します。
プレビューのカクつきを解消する方法
プレビューのカクつきを解消するには、画質の調整やレンダリングプレビュー、シャドウファイルの利用など、5つの方法があります。それぞれメリットとデメリットが異なるため、手軽な方法から試してみましょう。各方法の違いは次のとおりです。
| 方法 | 注意点 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| プレビュー画質を下げる | プレビューの画質が低下します | 画質よりなめらかな再生を優先したいとき |
| ノンリアルタイムプレビュー | 音声が再生されず、再生速度も変わる場合があります | エフェクトや映像の細部を確認したいとき |
| レンダリングプレビュー | レンダリングに時間がかかり、編集後に再作成が必要になる場合があります | 編集済みの部分を元の画質で確認したいとき |
| シャドウファイル | ファイルの作成に時間がかかります | 2K や 4K の動画を編集するとき |
| ハードウェアアクセラレーション | 対応するハードウェアが必要です | 対応するグラフィックスカードを使用しているとき |
方法1: プレビュー画質を下げる
最も手軽で、いつでも元に戻せるため、まずはこの方法を試しましょう。プレビューウィンドウ右下の[…]をクリックし、[ディスプレイ オプション]→[プレビュー画質]から低い解像度を選択します。解像度を下げるほど処理の負荷が軽くなり、再生がなめらかになります。


方法2: ノンリアルタイムプレビューに切り替える
通常、PowerDirector は音声付きで映像を通常の速度で再生します。パソコンの処理が追いつかないと、プレビューがカクつくことがあります。
[ディスプレイ オプション]のメニューで[ノン リアルタイム プレビュー]を選択します。音声は再生されず、再生速度も遅くなりますが、各フレームを正確に確認できます。エフェクトやトランジションの細部を確認したいときに便利です。

方法3: レンダリングプレビューを使う
方法1と2では画質や再生速度に制限がありますが、[レンダリングプレビュー]なら元の解像度と通常の速度で再生できます。
プレビューウィンドウ右下の[…]をクリックし、[レンダリングプレビュー]を選択します。PowerDirector がタイムラインの一部を一時ファイルに書き出すことで、再生時の処理負荷を軽減します。

レンダリング済みの部分は、タイムラインのルーラーに緑色の線で表示されます。

レンダリング済みの部分を編集した場合は、もう一度レンダリングする必要があります。一時ファイルには、レンダリング時点の編集内容が反映されているためです。
[レンダリングプレビュー]では、通常は再生ヘッドの位置からタイムラインの最後までレンダリングします。再生ヘッドを動かすと、開始位置を変更できます。特定の部分だけをレンダリングしたい場合は、タイムラインのルーラーを右クリックして[範囲を選択]を選び、必要な範囲を指定します。


レンダリングプレビューは、動画の書き出しとは別の機能です。プレビューをなめらかに再生するための一時ファイルを作成します。
方法4: シャドウファイルを作成する
2K や 4K などの高解像度動画を使用すると、パソコンへの負荷が大きくなり、プレビューがカクつくことがあります。シャドウファイルは、編集中に元の動画の代わりに使用する軽量なファイルで、処理の負荷を軽減できます。
画面右上の歯車アイコンをクリックして[基本設定]を開きます。左側の[パフォーマンス]を選択し、[高解像度の動画でシャドウ ファイル (プロキシ ファイル) を有効にする]にチェックを入れます。その下の[シャドウ ファイルの解像度]で、解像度を設定できます。



シャドウファイルはバックグラウンドで作成されます。作成状況は、[マイ メディア]でクリップのファイル名にマウスポインターを合わせると確認できます。
クリップのサムネイル左下に[PXY]アイコンが表示されたら準備完了です。タイムラインでは自動的にシャドウファイルが使用されます。動画の書き出しには元のファイルが使われるため、完成した動画の画質には影響しません。


方法5: ハードウェアアクセラレーションを有効にする
PowerDirector は、グラフィックスカードを使って動画をデコードすることで、CPU の負荷を軽減できます。
方法4と同じように、画面右上の歯車アイコンから[基本設定]を開き、左側の[パフォーマンス]を選択します。[ハードウェア アクセラレーション]にある[ハードウェア デコーディングを有効にする]にチェックが入っていることを確認します。通常、この設定は最初から有効になっています。
表示される項目の名前や数は、お使いのグラフィックスカードによって異なります。

この手順は、Windows 版 PowerDirector 365 (バージョン 25.0.10) で確認しました。
PowerDirector をまだお持ちでない方へ
プレビューのカクつきは、パソコンを買い替えなくても、設定を変更するだけで改善できる場合があります。ここで紹介した5つの方法を試してみましょう。
PowerDirector を無料でダウンロード →プレビューのカクつきに関するよくある質問
いいえ。[プレビュー画質]は、編集中に表示される映像の画質だけを変更します。書き出す動画の画質は書き出し時の設定で決まるため、プレビュー画質を下げても完成した動画には影響しません。
レンダリング後に、その部分を編集したことが原因かもしれません。編集内容を変更した場合は、もう一度レンダリングする必要があります。レンダリング済みの部分は、タイムラインのルーラーに表示される緑色の線で確認できます。
いいえ。シャドウファイルは編集中に元の動画の代わりに使われるファイルです。書き出すときには元の動画が使われるため、完成した動画の画質には影響しません。



