AI 背景除去の使い方
グリーンバックの有無にかかわらず、人物を残したまま背景だけを変えられます。
更新日:2026年 10月 26日 · 読了時間 2 分
すぐに試したい方は「AI 背景除去クイックガイド」をご覧ください。
PowerDirector にはクリップの背景を取り除く方法が2つあり、映像に応じて使い分けられます。「クロマ キー合成」は、グリーンバックの色を指定して背景を取り除きます。「AI 背景除去」は、普通の背景で撮影した映像から人物を切り抜き、背景を透明にしたり、ぼかしたりできます。どちらの方法でも、人物を新しい背景に重ねたり、背景をぼかして人物を目立たせたりできます。
- クリップを選択し、タイムラインの上にある[編集]をクリックして、[動画]→[背景]を開きます。グリーンバックで撮影した場合は、クロマキー合成のチュートリアルを参考に[クロマ キー合成]を使います。
- [背景]タブの上部にある[AI 背景除去]にチェックを入れます。
- 背景を取り除く場合は[透明]、ぼかす場合は[ぼかし]を選択します。
- [エッジ厚さ]と[エッジのぼかし]を調整します。[ぼかし]を選んだ場合は、[ぼかしレベル]も調整します。
動画の背景を取り除く手順
映像に合ったツールを選ぶ
[クロマ キー合成]と[AI 背景除去]は、どちらも[背景]タブにあります。まずは、映像に適したツールを選びます。
| 映像 | 使うツール |
|---|---|
| グリーンバックやブルーバックで撮影した映像 | [クロマ キー合成]。指定した色の範囲を取り除きます。色の範囲やエッジも調整できます。 |
| 普通の背景で撮影した映像 | [AI 背景除去]。人物と背景を自動で識別し、背景を取り除きます。 |
| 背景を消さずにぼかす場合 | [AI 背景除去]の[ぼかし]。背景を残したまま、人物の後ろをぼかします。 |
グリーンバックで撮影した場合は、「クロマキー合成の使い方」をご覧ください。続いて、[AI 背景除去]の手順を説明します。
ステップ1: クリップを選択して背景タブを開く
クリップをクリックして選択し、タイムラインの上のツールバーにある[編集]をクリックします。

編集パネルが表示されたら、[動画]タブの[背景]をクリックします。
ステップ2: AI 背景除去をオンにする
[背景]タブの上部にある[AI 背景除去]にチェックを入れます。色を指定するのではなく、AI が人物と背景を自動で識別して切り離します。
[AI 背景除去]で切り抜けるのは人物だけです。商品、動物、乗り物などは、グリーンバックの前で撮影して[クロマ キー合成]を使います。

ステップ3: 透明またはぼかしを選ぶ
[透明]を選ぶと、背景が完全に取り除かれます。人物のクリップより上のトラックに別の動画や画像を配置すると、それが人物の背景になります。

[ぼかし]は、元の背景を残したまま、人物の後ろでピントを外したようにぼかします。撮影場所の雰囲気は残しつつ、人物だけを目立たせたいときに使います。

ステップ4: エッジとぼかしを調整する
どちらのモードでも、[エッジ厚さ]と[エッジのぼかし]で切り抜きの輪郭を調整できます。[ぼかし]を選んだ場合は、[ぼかしレベル]のスライダーをドラッグして、ぼかしの強さを設定します。[透明]では、このスライダーはグレー表示のままです。


この手順は、Windows 版 PowerDirector 365 (バージョン 25.0.10) で確認しました。
AI 背景除去に関するよくある質問
グリーンバックやブルーバックなど、単色の背景で撮影した場合に使います。[クロマ キー合成]は指定した色を取り除くため、被写体の種類を問いません。一方、[AI 背景除去]で切り抜けるのは人物だけです。
いいえ。切り抜けるのは人物だけです。商品、動物、乗り物などは、グリーンバックの前で撮影して[クロマ キー合成]を使います。
[透明]が選択されているためです。[ぼかしレベル]はどちらのモードでも表示されますが、[ぼかし]を選んだときだけ調整できます。[エッジ厚さ]と[エッジのぼかし]は、どちらのモードでも使えます。



